低用量ピルの注意点、賞味期限について

低用量ピルは、経口避妊薬であり女性が望まない妊娠を避けるために服用する薬のことです。低用量ピルそのものは1970年代から開発が進められ世界各国で利用されてきましたが、日本では1999年に医薬品として承認された薬となっています。
低用量ピルの仕組みとしては、排卵を抑制するというものです。原理としては妊娠中の女性は排卵がなく妊娠中に妊娠するといったことがありません。これは卵胞から分泌される女性ホルモンによって起こるもので、これらのホルモンを微量ながらも毎日摂取することで、排卵を抑制するというものです。なお低用量と呼ばれるのはこのホルモンの量が微量であるためで、ホルモンの量が多いものは中用量ピル、高用量ピルと呼ばれますが、ホルモンの量が多いためホルモンバランスを乱すリスクがあり、ややリスクの高い薬となっています。

一方で使用上の注意としては、低用量であるため毎日摂取する必要があるという点です。基本的に低用量ピルの飲み方としては、21日間服用し7日間の休息期間を設けるというものです。この場合21錠タイプのものであれば、すべての薬を飲んだあとに再び再開することになりますが再開時の飲み忘れがあり注意が必要です。28錠タイプは7錠は効果のない薬となっていますが、毎日飲み続けることができるので、再開時に飲み忘れないメリットがあります。
また低用量ピルにも使用期限がありますが、医薬品の多くの場合の使用期限は賞味期限のようなものとなっています。賞味期限が過ぎたからといって効果がすくになくなるわけではなく少し過ぎている程度であれば、効果はあるようです。ただし賞味期限でも保管していた環境などによっては効果が薄れている可能性があり注意が必要です。